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−平成28年度−市民公開講座全5回シリーズ 第1回

【平成28年10月21日】 

「高齢者の咀嚼と口腔機能」   老年歯科補綴学講座 上田 貴之 准教授

 私は、この市民公開講座でお話しさせていただくのは今回で2回目になります。普段は学生に講義しておりますが、今回の参加者の皆さんは学生以上に真剣に講演を聞いていただき、ありがとうございました。今回は、『高齢者の咀嚼(そしゃく)と口腔機能−お口の健康で、健康寿命を延ばそう!−』とのタイトルで講演をさせていただきました。
 咀嚼とは、食べ物を噛み砕いて飲み込むのに適した状態にすることです。高齢になると、咀嚼が難しくなることがあります。その原因は様々ですが、最もイメージされるのは齲蝕(虫歯)や歯周病で自分の歯を失うことだと思います。その場合、適切な義歯などを入れることで回復を図ることができます。しかしながら、歯を失うこと以外にも咀嚼の機能の低下を引き起こすことがあります。例えば、舌や口唇などの筋肉の力や機能が低下することも原因となります。また、加齢により唾液の量が減りますが、唾液量の減少によって咀嚼が上手にできなくなることもあります。そのような口腔機能低下とその対応方法を解説させていただきました。

会場:東京歯科大学水道橋校舎 本館西棟1階ラウンジ