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−平成25年−市民公開講座全5回シリーズ 第4回

【平成25年9月28日】
『良いマウスガード・かみ合わせで健康・スポーツライフ』
                  講師 スポーツ歯学 武田 友孝


 最近のグッドニュースの一つに、2020年に2度目の東京オリンピック開催が決定したことが挙げられると思います。我が国における運動、健康への関心が益々高まり、停滞気味の環境が良い方向へ進むものと大いに期待されます。
 日本国民の健康づくりを推進するため厚生労働省からは、健康日本21などの推進、健康づくりのための身体活動基準 の改正を2013に行うなど多くの重要な取り組みが行われています。身体活動の増加は、糖尿病・循環器疾患、がんやロコモティブシンドローム・認知症などのリスクを低減できるものとして重要視されています。この身体の活動を支えるには、適切な栄養の摂取のための器官としての歯や舌その周りの組織の健康は不可欠です。また、歯と口腔の健康は直接的に肥満や糖原病な どの生活習慣病の予防へとつながる重要な要素でもあるとされています。千葉県ではH22年に「千葉県歯・口腔の健康づくり推進条例」が制定されました。
 一方、日本体育協会公認スポーツデンティストの養成の決定、スポーツ基本法の制定などスポーツ歯科を取り巻く環境は目まぐるしいほどの速さで変化しております。私の所属する診療科、健康・スポーツ歯科は、運動、健康、スポーツに関する知識を持った歯科医が、歯科を通じて適切なスポーツ活動の選択、助言、管理、ケガの予防、また必要に応じて治療を行い、さらに専門的情報を提供することを目的としています。具体的には外傷予防効果の優れたマウスガードによる歯や顎の外傷予防、スポーツチームの歯科的サポート、歯や噛み合わせのメンテナンス、虫歯や入れ歯の治療など、噛み合わせを改善することによる高齢者の転倒予防や脳機能の維持・増進、睡眠時無呼吸やいびきの改善、歯ぎしりの防止など多くの分野に携わっています。



会場:東京歯科大学千葉校舎 実習講義棟棟第3教室